「外交フォーラム」2007/12/08発売号の情報


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FC2 Blog RankingCONTENTS
<特集>
2008年日本の外交課題
国際社会の課題として「アフリカ問題」や「環境問題」がその中心の一角を占めつつある今日、予てからこの問題に取り組んできた日本がリーダーシップをとる余地は大きい。その意味で二〇〇八年に開かれる第四回アフリカ開発会議や北海道・洞爺湖サミットは、その試金石となるはずだ。
また、間もなく行なわれる韓国大統領選や来年の米国大統領選はその結果に関わらず日本を取り巻くアジア情勢に重要な意味を持ちうる。
世論との関係から「パブリック・ディプロマシー」の重要性も叫ばれる中、日本は常に変化する国際情勢にいかに対応し、なにを発信していくのか
日本外交の正念場
/松本好隆
日本周辺を含むどの国も自国の国益を目指して必死の情勢である。2008年は、日本外交にとって国の行方を決定付ける、そして重い判断の岐路に立ち、覚悟の選択をする年になる
日中関係の棚卸し
――これまでとこれから
/清水美和
対立から戦略的互恵関係へ、日本と中国の関係は、いま、大きな転換点にある。しかし日中間には依然として多くの問題が横たわっている。歴史、領土、経済、環境から中国国内の諸問題に至るまで、福田政権はどのような対中構想を描くのか
日米同盟と北東アジア多国間機構
/春原 剛
東アジアの国際秩序を考えたとき、長らくその基底となっていたのは日米の同盟関係だった。しかし、近年、中国の台頭、北朝鮮問題における多国間枠組みなど、新たな要素をが加わりつつある。相対化の感もある日米同盟を日本はどのよに再構築していくのか
TICADに託す国益
――日本外交におけるアフリカ
/目賀田周一郎
冷戦の終焉後、アフリカは一時見捨てられた大陸の感があった。しかし21世紀をむかえ、再びアフリカ問題に関心が集まっている。内戦、貧困、感染症、環境破壊。山積するさまざまな課題に対して日本はどのように取り組むのか
日本の魅力 ライフスタイルという外交資産
/山本忠道
現代は世論が外交を動かす時代である。外交が政府間交渉の枠を超えて、広く国民同士との対話を意味するとき、重要になるのがパブリック・ディプロマシー、すなわち相手国の世論に働きかける外交だ。文化交流外交からみる日本の魅力と課題とは。
資料篇
ひと目でわかる外交カレンダー2008
<第2特集>気候変動に日本はどう取り組むか
2007年は気候変動問題について様々なレベルで議論が展開され、国際社会における関心が急速に高まった一年であった。いまやこの問題はサミットや主要な国際会議で中心議題となっている。国際社会は、いまや国際政治の中核に位置するこの問題に今後どのように取り組んでいくのか。
また、これまでも気候変動問題に積極的に取り組んできた日本は、いかに国際社会全体を巻き込みながら、新たな枠組み形成にリーダーシップを発揮できるのか
気候変動問題をめぐる政治力学
/蟹江憲史
多分野にまたがる気候変動問題。グローバルで協力して取り組む必要のある同問題解決へのアプローチの仕方には、各国の政治的思惑、考え方の違いが如実に現れる。日本はそのユニークな立場を利用して将来枠組み策定の過程でいかにリーダーシップを発揮すべきか。学会からの提言
ポスト京都へのリーダーシップ
/大江 博
京都議定書が結ばれてから十年が経過した。来年から第一約束期間が始まり、その成果が注目される一方で、いわゆる「ポスト京都」のあり方にも関心が集まる。アメリカはどのように対応するのか、中国・インドの関与は実現できるのか。気候変動に関する国際的な枠組みの問題の現状と課題を明らかにする
気候変動対策への日本の援助 モルディブ・マレ島を守った護岸工事
/渡邊泰浩
いまや世界的な気候変化は一国の存亡にかかわるまでに深刻さを増している。他人事と見過ごしてはいられない現状に、日本はどう対応しているのか。実践的な取り組みを追う
資料篇
図表で読み解く気候変動問題
グラビア
気候変動問題の現状
<カントリー・イン・フォーカス>
トルコ
歴史物語 エルトゥール号が結ぶトルコと日本
1890年、明治政府のオスマン朝への表敬訪問に対する返礼のために訪日した軍艦エルトゥール号。世界最大の王朝がその国力を誇った木造軍艦はその帰路、台風に遭遇して沈没し、多くの人命を失った。しかし暴風雨の中で大島の魚民たちはトルコ兵の救出・介護にあたり60名の命を救った。この歴史的な事件は、惨劇を越えて島民による人道的救出物語として記憶にとどめられている。それからおよそ100年後、1985年にはトルコ政府がイラン・イラク戦争勃発でイランに取り残された日本人を救出した。この二つの出来事は100年近い時を超えて行なわれた人道的な互恵支援であり、両国が深い絆を大切に育んできたことを示している
資料篇
ひとめでわかるトルコ
<特集外>
私の推す一冊
経済成長と外交エキスパートの関係を論じる
/アフターブ・セット
中国やインドの急成長に貢献している主要なアクターの中に、その国の外務省が挙げられることはあまりない。成長の基盤を整える上で欠かせない存在として外務省が奮闘していることに気づかされる一冊
「ポップ・ジャパン」は世界をめぐる…か
/徳川家広
今や「オタク」という言葉が世界的市民権を得るほど日本のアニメ・マンガの人気は衰えを知らない。国家的にもこれらのソフト・パワーに注目し始めたが、はてさて、日本ポップカルチャーの真の実力とはいかなるものか
アジアにおける信頼醸成装置
その提唱から実現まで
/ヌルラン・B・イェルメクバイエフ
近年、アジアにおいて信頼醸成ネットワーク作りが試みられるようになってきた。その一つの原型が、冷戦終焉後の早い時期にカザフスタンが主導したCICAだ。その構想から創設、発展のプロセスを明らかにする
<連載>
悲観・楽観・世界観
/千野境子
巻頭随筆
世界に誇れる日本の財産
/若月美奈
科学的発展観とは何か?
/田中 修
談話室102
食糧援助=単に食糧を運ぶだけではありません
/相賀裕嗣
日本の読み方・読まれ方 第5回
Election Campaigning Japanese Style
by Gerald Curtis
/徳川家広
一党支配体制の日本政治社会にも民主主義は確かに存在したのか。一人の代議士の選挙戦に密着し、その疑問を解明していく軌跡は、最良の民俗学やジャーナリズムの仕事によく似ている。
書評フォーラム 選評・ 細谷雄一
『東アジア国際政治史』
『日本軍のインテリジェンス―なぜ情報が活かされないのか』
『ピースメイカーズ―1919年パリ講話会議の群像 上・下巻』
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